〜勇者ぶらりひとり旅〜
【Quest2. 能天気な色女】



ってなわけで、あたしは一路、ラダトームの町へ。
ウチに代々伝わってきてる"勇者の日記"には、"町の奥にお城が"って書いてあるんだけれど、
何かの間違いよね。だって、それにしては町がお城の奥にあるもの。
ラダトームの町に入って、武器屋に行ってみたはいいんだけれど、
120Gで買えるものなんて少ないわ!
さすが王様。金銭感覚にうといのね!(結構前向き)
しかたないから、お金は自分で貯めることにするわ。

娘「いいえわたしはローラ姫じゃないわ。
でもおにいさんちょっとステキね。わたしついて行っちゃおうかしら。」


女だってば。

娘「え?女の人なの?
でもそれはそれで構わないわ。」

よくないよ。

戦士「お前がロトの血を引くものなら何か印があるはずだ。」
しるし…ねぇ。
ウチに残っているロトゆかりのものと言えば、…
すごろくけん?
戦士「さすがにそれはしるしではないと思うが…」

人々の話を聞いていたら、どうやら北西にガライって町があるみたい。
じゃあ、行ってみることにしましょ。

ゴーストがあらわれた!

え〜、スライムじゃないの〜?(すっごく不満そう)
でもまぁ、出てきちゃったものは仕方ないわね。さくさく倒しましょ。

すみれのこうげき!ミス!ゴーストにダメージをあたえられない!
ゴーストのこうげき!すみれは4のダメージをうけた!

あなたは死にました。


ばたんきゅ〜。

王様「おおすみれよ!死んでしまうとは何事じゃ!」
うわ。死んでなお怒られるんか。
…ちょっと待ってよ。
生き返ったってことは、あたし、ゾンビ?
つまりはあたし、いくら死んでも生き返れる、ってことね。よかった。(感覚ズレてます)
…じゃあひょっとして、あたしってば不老不死?

さぁ、ガライ目指してれっつごーよ!
え?レベル上げ?いやよ、そんなことしてたら日が暮れちゃうわ!
ってなわけで、平地ばっかり歩いたせいか、モンスターに会うこともなくガライに着いた。



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