*勇者一行ぶらり旅*
〜第4章 モンバーバラの姉妹〜
Quest4-1. ジプシーダンス


ここは、モンバーバラ。
夜のモンバーバラってのはね、東京の新宿歌舞伎町界隈みたいなところなわけ。
そう、ここは華やかな、歌と踊りの町…。
誰も歌ってないけどね。
まぁ、そんなことはいいわ。
この町の劇場で、男たちの熱い視線(っつーかエロ光線(笑))を受けながら、ライトの下で踊る、
トップスター、マーニャ。
ステージの上では、華やかに情熱的に、何の悩みもなさそうに踊る彼女だけれど、
実は、心の奥底に、秘密を隠しているの。
そう…
彼女、実は男なのよ!
って、うそだってば。
彼女は、奥の控え室で待っている彼女の妹、ミネアと、
父の敵を討つために旅をしているの。
確かに、貯めているはずの旅資金をマーニャが遊びに使っちゃう、って些細な事実はあるけれど、
それって、ほんと些細なこと
よね?だって、これから実権はクリスが握るわけだし、クリスってば、
MPが0になるまで寝かさない
から、ま、今ひと時のお楽しみは与えられていたわけよね?
あら、彼女のダンスが終わったみたいね。
なんていうか、ただ行ったり来たりだったFC版に比べて、
ちゃんと踊ってた
のが、結構感動的だったわ!斜めとかにも動いていたし!

え?なぁに、そのいぶかしげな目は?
今までと書き口が違うぜどーした頭打ったか刺激的さセニョリータ、とか思ってる?(笑)
いや…一応、話がミネアとマーニャなんで、ちょっと女っぽく書いてみようかと思って…
え?
気持ち悪いだけ?

じゃかぁしい。

…コホン。
踊り終わったマーニャは、ステージの奥の控え室へと入っていくの。
そこには、このステージの座長と、彼女の妹、ミネア。
ミネア「お疲れさま、姉さん。どうだった?いた?」
マーニャ「だめだめ。今日もあんまりいい男はいなかったわ!」

ま、いい男なんて、そうそういるもんじゃないから、気を落とさないで、マーニャ。
ミネア「もう!違うでしょっ!バルザックよ。カタキのバルザック!」
ああ、カタキはバルザックという名前なのね。
バルザック…それって確か、
ぶっしつ系、よね?
あら、もとは人間だったの、バルザックって。
いやー、どうしても、“金属を練り合わせ鍛えるとさらに固くなる…”ってイメージが(笑)。

座長から、今日のお手当て100Gを受け取ったミネアとマーニャ。
夜のモンバーバラに飛び出すわ。
いいえ、
夜の外に飛び出すのよ!
え?情報収集は?って?
ん〜と、この時点では、そんな大事な情報はなかったと思うの。
だって、手元のメモにも、
“とりあえずカタキうち座長からお手当て100Gでたっ!ジプシーダンス!コーミズへ”
って書いてあるし…(ほんととりとめのないメモ(笑))。

そうそう、“でたっ!ジプシーダンス!”なんだけど。
この章では、他の章と違って、戦闘の音楽がジプシーダンス(マーニャのステージの音楽)。
この曲すごく好きで、着メロにしようと手打ちしてたら音域が足りなくて(笑)あきらめたよーな曲なの。
う〜ん、リメイクでも健在だったのね。よかった。
でも、私としては、もっとテンポが速いほうがよかったなぁ、なんて…

あ、なんか他の話より長くなってきたわ。今日はここまで。



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