♪ぶっつけ本番旅日記♪partI
水の世界


子供クラスの格闘大会で優勝したわたしたち。
賞品にもらった海賊の鍵で、さっそく、イセカイに向かって出発よ!


イセカイにやってきたわたしたち。
まものにあって、驚いた。
なんでこんなに強いのかしら!
初戦は、きのこの形のまもの(マタンゴっていうらしいわ)だったのだけど、すごく手間取っちゃって。
ほかにも、アリのまものや、格闘大会で出会ったナスビナーラとか、そんなまものとであったけれど、
みんなユカイな形のわりには強いんだもの。
もっと、がんばってレベルアップしなくちゃ!


最初に訪れた町は、ヨルドという漁村だったわ。
小さな村で、宿屋すらないんだけれど、お魚のおいしそうな匂いがぷんぷんするわ。
そういえば、もうお昼を過ぎちゃってるのよね。おなかが空くの、当たり前ね。
そんなことを思いながら歩いていたら、村の奥のお家のおばさんが、お魚料理をご馳走してくれるって。
わぁーい!!


おいしいお魚をめいっぱいご馳走になったわたしたち。
食後のお茶のとき、ちょっとした世間話になったのだけど…
なんだか、この村の北の方に、幽霊船が出る、っていうのね。
ほかにも、沖の火山島が噴火しそうだとか。その影響で、このところ、地震が多いんですって。
(ちなみに、三宅島の火山活動のレポートは、気象庁HPへどうぞ!(←全く話に関係なし))
なんで、この世界はこんなに恐いことが多いのかしら…
それから、おばさんは、わたしたちに、旅の目的を聞いてきたわ。
わたしたちが、マルタのへその代わりになる宝物を探している、といったら、
おばさんが、この世界にある財宝の話をしてくれたわ。
名前は、破壊の鏡
もともとは、人魚たちの宝物だったのだけど、あるとき、海賊に奪い取られてしまったんですって。
海賊は恐いし…まず、人魚さんたちに聞いてみたほうがよさそうね。
わたしはおばさんに、人魚に会える所を知らないか訪ねてみたわ。
すると、この村から北西に、人魚で有名なポローニャという町があると教えてくれたわ。
だけど、今でも会えるかどうかは分からないと…
わかったわ!少しの情報でも欲しいもの。行ってみることにしましょう!
わたしたちは、おばさんにお礼を言って、ヨルドの村を後にした。


ポローニャまでの道程は、意外と長かった。
途中で、ドラキーとキラースコップを仲間にしたわ。
名前は、サマーとカリン。カリンをパーティに加えることにしたから、セロリは牧場へ。
…えぇっとね、ここでどうしてもクリスが書きたいことがあるっていうんだけど…
名前とまものの種類が一致しないっす。ごめんなさい。(byクリス)
まったく、書いてる当人がわかんなくなってるんだもの。
責任持って自分で名前を考えればこんなことにならずに済むのに。
(だぁーってぇー、ネーミングセンスないんだもん、クリスってば〜)


なんとか、ポローニャに辿りついたわたしたち。
話を聞いていると、どうやら、もう人魚には会えないらしいの。
町の外れにいた吟遊詩人さんに聞いたら、
海賊に、破壊の鏡を奪われてから、人を恐れて、人魚はこなくなってしまったということらしい。
その話のついでに、わたしは破壊の鏡について何か知らないか、彼に聞いてみたわ。
すると、案の定、彼は知っていて、私に教えてくれたの。
破壊の鏡は、優れた職人が作った丸い鏡。
その鏡は、あまりに上手に物を映すので、映されたほうは存在できなくなってしまい、壊れてしまう。
その鏡を、人々は恐れるあまり、海の中に投げ込んだ。
それを知った職人は、鏡を追って海の中へ…。
なんだか、悲しい話ね…。
その鏡が、流れ流れて人魚の国へ流れ着き、人魚の宝物なったということなの。
でも、そんな鏡を、
マルタのへその代わりにしていいのかしら!?
マルタの生命力が壊れちゃう、なんてこと、ないでしょーね!


吟遊詩人さんとわかれて、町を歩いていると、ひとりの女の子に出会ったわ。
その子の言うには、岬に洞窟があって、そこは水の魔物がすみかにしている、と。
ふぅん、レベルあげにはよさそうね!行ってみることにしましょう。


…でも、今日はいっぱい歩いて疲れちゃったから、ここまでにするわね。
おやすみなさい。

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