♪ぶっつけ本番旅日記♪partI
懐かしの我が家


お久しぶりね!ほんとに、ずいぶん間が開いちゃったわ…
だって、クリスってば(うぁ。パターン化してるよイルちゃん)、
「私がお話の中のキャラでないとゆー証拠は!?」(ソ●ィーの世界を読んだのね)とか考えて暗くなるわ、
N教授の講義が休講になって「うッうッ。私のことが嫌いなのねッ!」っていじけるわ、
あげくに慢性胃腸炎で、おじやとプリンしか食べられなくなるとか、
1時間起きていれば眠くなるとか、それから…(以下略)。
ぜぇぇんぶクリスのせいじゃないっ!!


もういいわ!クリスなんか無視して、先に行くわね!


水の世界で、破壊の鏡を手に入れたわたしたち。
ワルぼうの不思議な力で、マルタに戻ってきたわ。
さっそく、破壊の鏡をマルタのへその代わりにしてみるけれど…
…やっぱりダメだったわ…。
というか、
鏡でアナをうめようというのがそもそもの間違い
って、気もするんだけど…


とにかく、次のへそ候補を探さなくっちゃ。
ワルぼうによれば、次の世界へと連れていってくれるのは、“氷のカギ”。
またこの前のように、格闘の優勝賞品なのかしら…?


でも、カギを探す前に、一度家に帰ることにした。
牧場に入ると、まず、お兄ちゃんに迎えられたわ。
わたしは、今までのことをなるべく詳しく、お兄ちゃんに話して聞かせた。
そしたら、お兄ちゃんってば、
「ふ〜ん。マルタの未来はイルにかかってるんだ。頑張れよ。」
この発言、無責任だわ!
お兄ちゃん、いつもおんなじところに立っているだけじゃないっ!(笑)


…あら?牧場の隣の小島に橋がかかったのね。
行ってみると、小島にはお父さんがいたわ。
お父さん、ただいま!
「おおイル。ここに牧舎を造ろうと思うんだが…
おまえ、キラースコップを仲間にしていないか?
キラースコップに、穴掘りを手伝ってほしいんだよ。」

ほっ。お父さん、無断外泊のことは怒ってないみたい。
どーゆー精神構造した親父なんだ?<クリス)
うーんと…キラースコップは…カリンがその辺に(笑)いるはず。
お父さん、カリン、使っていいわよ!
「おおありがとう!これで穴掘りがはかどるよ!」
へへっ、どういたしまして。
でも…マルタって浮き島よ?

穴なんか掘ったら底抜けないかなぁ…


お母さんはどこかしら?お家かな?
私は久し振りの我が家(笑)に入った。
お母さん、ただいま!
「あらイル。おつかいを頼んでいいかしら?」
誰でもいいッ!少しは心配しなさいッ!
もう、さっきっから、クリス、うるさいわよ!
おつかい、もちろんオッケーよ!何を買ってくればいいの?
「お父さんが張り切り過ぎで心配だから、まほうのせいすいを買ってきてほしいの。」
まほうのせいすいって、肉体疲労にも効くの!?


じゃあさっそく、まほうのせいすいを探しに行きましょう!
わたしはメインストリートに出た。
通りは、いつものように賑わっていたわ。
えぇと…まほうのせいすいなんて、どこで売っているのかしら?
きょろきょろしていると、ストリートの奥に、見たことのない商人がいるのに気がついた。
新しくマルタにやってきたのかしら?
「ここに新しく店を開こうと思うのですが、荷物の整理がはかどらないのです。
ぐんたいアリのような、力持ちのまものが、手伝ってくれると助かるのですが…」

それってさりげなーく、
提供してくださいって言ってるのかしら…。
でも、いいわ、おじさん!
わたしは一度、牧場に戻って、ぐんたいアリのプリンを連れてきた。
「ありがとう!これで店が開けますよ!」
喜ぶおじさんのとなりで、プリンはもう働き出したわ。
目的ができたためか、牧場にいたときよりもいきいきして見える…
と、そのとき、プリンが声をあげた。


って、長くなりそうだから、今日はここまでにするわね!

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