♪ぶっつけ本番旅日記♪partI
幽霊船と幽霊海賊


月の石を探すため、幽霊船に乗りこむことにしたわたしたち。
情報では、幽霊船はヨルドの北に漂っているとか。
じゃあ早速、ヨルドまで行ってみましょう!


ヨルドに着いたわたしたち。
よろず屋さんでアイテムを買いこんでから、海辺へ行ってみたわ。
海の向こうには、煙を細く上げている山が。
あれが、沖の火山島ね!
…何か…白いものが揺れているように見えるんだけど…
よく見ると、それは破れたマスト。船だわ!
火山島と、ヨルドとの、ちょうど真ん中あたりを、船が漂っている。
人が操っているにしては、動きが不安定。かといって、ただ波に流されているという感じでもない…
あれがきっと、ウワサの幽霊船ね!
なんだか、ドキドキするけど…“海を渡る力”を使って、行ってみることにするわ!
…っていうか。
なんでホタテ貝なのよ!
某ゲームのプカシ●ルじゃないんだから…


幽霊船の近くまで行ってみると、その船が普通の船でないことはすぐに分かったわ。
いっぱい大砲がくっついているし…よくみると、マストにドクロのマークが浮かんでいた。
やっぱり…海賊船…なんだわ…


わたしたちは、意を決して、船の中に乗りこむことにした。


「宝を使うまでは…死ねん…」
「宝を使うまでは…」

「宝を!!」

うるさいわね!!
幽霊船の中は、ボロボロに朽ち果てていたわ。
浸水しているところもあったし、変なところに足を乗せると板を踏み抜いちゃうし、屋根は穴開いてるし…
こんなに足場が悪いところで、がいこつばっかり4匹も相手にしてられないわ!
だけど…まぁ、仕方ないわね。
それに、がいこつって初めて見たし、お肉あげようっと!
…えっ!?
はね返された!?
…考えてみれば、がいこつも元は人間だし…プライド傷つけちゃったかしら…


それでも、なんとかわたしたちが進んで行くと、最上階――つまり甲板ね、そこに、
わりとしっかりとした、小屋のようなものがたっていた。
なんだかとっても怪しいわ!入ってみましょう!


中に入ると、人がいたわ。
この人だけは、普通の人のように見えるけど…でも、血色は悪いし、服もボロボロ。
左手はかぎ爪、目には眼帯をしている。
きっと、海賊の親分…船長だわ!
だって…まんまだし…
わたしたちは、彼に、月の石がここにあるかを聞いた。
すると彼は、わたしたちに攻撃を仕掛けてきたわ。
やっぱり、持っているのね!
だけど、負けるわけにはいかないわよ!


…意外と…タフだったわ…
でも、なんとか月の石をゲットよ!
ふぅん…月の石って、丸いのね…
っていうか、
ただの石
にしか、見えないんだけど…


わたしたちは、月の石を、ポートリッツの東の灯台へ戻しに行ったわ。
灯台のてっぺんの台座に、月の石を置くと…


浅瀬がきれいになくなったわ!
沖の火山島が浅瀬に囲まれていたかどうかは、見てないから知らないけど(笑)、
物語の流れとしては(爆)
これで火山島に行けるようになったはずよ!
一休みしたら、さっそく行ってみましょう!

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