♪ぶっつけ本番旅日記♪partI
不思議なへそ


盗賊おやびん「どうやらまだ自分の弱さがわかっていないようだな…
お前の勇気を今度こそ、こなごなに打ち砕いてやろう!」


じゃかぁしぃ。アンタのためにどれだけロスしたとおもっとるんじゃい。
というわけで、はざまの世界の盗賊おやびんとバトルです。


おやびん「…バ、バカな……オレの…魔物が負けるなんて…
ドーク様の命令通り、イセカイの宝を奪い、見返りに最強の魔物を与えられたはずなのに…
わからん…どうしてお前の魔物に勝てないのだ…」


ふっ。まだ分からないのか。
いくら最強の魔物を与えられたって、それを育てていく力がなくっちゃ、どうしようもないのさ。
…でも、おやびんの気持ちもわかるような気がするなぁ…
だって、

おやびんの魔物>ずしおうまる・ギガントドラゴン・ウイングアサシン

ルカの魔物>カマキリせんし・イルカちょうちん・ミストウィング

どうみたって、おやびんの方が強そうな魔物連れてるもんねぇ。


ここで、1回戻ってセーブして、いよいよ、ドークと対面です。


ドーク「ファッファ!宝を追ってここまで来たのですか!」

だって、マルへその代わりを持って帰らないといけないしぃ…

ドーク「…すばらしい!あなたはコレクターのかがみだ!
そもそもコレクターには2つのタイプがあるのです。
本人にしか価値のないものを集めるものと、他人の羨むものを集めるもの…
何かを集めるという行為は同じでも、そのエネルギーの源は全く違うのですよ!
心の奥に眠っている、見栄や欲を源に放たれるエネルギーは私の糧…力となる…
さあ、私を倒せば、この不思議なへそはあなたのもの。
しかしあなたはここで死んでゆくのです。
その無念さが私の糧…エネルギーとなってゆく…ファッファッファッ!」


………

あ。長い話はもう終わった?(笑)


これがラスト・バトルとなるのかしら…
メンバー全員がメダパニでパニックに陥り、私としてもパニック起こしたいような気分になったけれど、
ドークが回復してくれた(爆)。
知らなかったなぁ…いてつくはどうでメダパニも解けちゃうんだね…。


ドーク「…ななに…この私が…そうか…そういうことですか…
…どうやら私の勘違いだったようですね…
あなたがたが宝を集める理由は、見栄や欲ではない…」


まぁ、見栄や欲でへそを求めたりしないよ。

ドーク「…私には理解できない…ほかの…何か…
そして…それは私に力を与えてはくれなかった…
あなたはコレクターとしては最低だ…
…だが…最高の仲間を集めたようですね……。
グフッ…私の負けです。その宝箱を開けなさい…」


う〜ん、死にかかってるわりには、よくしゃべったね〜(感心)。
さっそく、宝箱を開けてみます。
宝箱の中からは、白くてまるっこいものが出てきました。
これが、不思議なへそ。これがマルへその代わりじゃなかったらなんなの、ってな名前ですね。
でも、…へそってよりは…
焼く前のハンバーグとか、発酵前のパン生地とか、そんな感じだね。
いつもの通り、どこからともなく、声が聞こえました。

ワルぼう「…おい聞こえるかルカ!
へその代わりを見つけたか!」


は〜い、一応それっぽいのは発見です〜。
これで、ドークが大嘘ぶっこいてたらどうしようか…


ワルぼう「さっそくオレにも見せてくれよ!
…ほう、これが…不思議なへそか…ふむ…」


さっそく、いつもの通り、へそを穴にはめてみます。

ワルぼう「見ろ!ぴったりだ!ついにやったなルカ!」

はぁぁ、やっと…やっと終わったんだね…

がたがたがた…

えっ!?

ワルぼう「あわわわわ!どうやら間に合わなかったようだ!!
へそは閉じれたけど、もうマルタを支えるだけの生命力がここには残っていなかったんだ!」


えぇぇぇ〜っ!?
なんか、ちょっぴり予想外の展開になっちゃったんですけど〜!

ワルぼう「もうこうなったら、どうしようもないか…
お前もよくやったけど、これも運命かもな。
よし!島から逃げ出せとみんなに伝えてくれ。
オレはここでもう少し、時間をかせいでみる…
さぁ、ここでお別れだ…気をつけてな…ルカ。」


じょ、じょーだんでしょ!?
やだやだ、こんなところでワルぼうとお別れするなんて!
だいいち、みんなが逃げちゃったあと、ワルぼうはどうするの?

ワルぼう「…ほら、さっさといけよ!」

でもぉ…
だけど、その時。

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