松江・出雲・倉敷の旅日記
1日目(8/7)/松江

【本日の予定】
14:10/羽田空港から出雲空港へ → 16:30頃/松江駅到着 → 18:30/宍道湖サンセットクルーズ

2008年8月7日、朝10:30。羽田空港までのリムジンバスを待つ。
「待ってる間にお茶でも買おうよ」ということになり、近くのコンビニへ。
お茶買おうね、グミも買っちゃうか、っていうか食玩見てよい?と言いつつ…

こ、こりは!!
当然、即買い。そして、バス停に戻り、わくわくしながらパッケージを開ける。

 ♪ちゃんちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃっ
ちゃちゃちゃちゃちゃちゃっ
ちゃらららららららららっ らーっらー♪

メイジドラキーが仲間に加わった!!
メイジドラキーが仲間に加わった!!(DQクリスタルモンスターズ第6弾)

さっそく、バッグに留める。やべー、ちょーかわいい。
隣で母が「やだかわいいー。この爆弾岩とかかわいくない?」と、カタログを見ながら言っている (注:母はドラクエこそやらないが、とにかく見るのだけは好き。私がプレイしている間は横で見てるので、わりと詳しい)。

さて、バスも来たのでGO!

我々が乗った時はそうでもなかったものの、幕張のあたりに来るとバスも混み始め、 「夏休みだおばあちゃんち行くんだわーい」的な子供たちが目白押し。そして、うるさい。 後ろの席からいきなり子供の腕が伸びてきたりして、寝るに寝られない時間がつづく(笑)。しかもバスは遅れている。
よかったね、ムリに早い時間にしなくて(汗)。

そして、「第1ターミナル?第2ターミナル?え??」とか言いつつ、無事に到着。

JALはこちらです☆

飛行機に乗るのなんて、高校2年生の中国以来。あの時は行きはヨイヨイ、 帰りは乱気流に飲まれ、機内食のたまごめんのつゆがチャポンチャポン言ってて怖かったなぁ…うっ…

そもそも、話はちょっと前に遡り…
会社で「今回飛行機なんだよね…鉄の塊が空飛ぶとかおかしいよね…っていうかJALってよく落ちるイメージなんだけど(よく落ちてはいません)…っていうか北京五輪あるんだけど…ジャックされて落ちたら…ううう」 とずっと言ってたら、「引継書いっぱい書いといて!!」とリーダーに言われ…
いや、飛行機ヤだったから夜行列車取ろうとしたんだけど、1ヶ月前から満席だったのよ…
さらに言えば、夜行バスは母連れて乗るもんじゃないと思ったし(疲れるからね)…
さらにさらに言えば、新幹線だと出雲まで6時間かかるし…

まあまあ。
お昼時だったので、赤坂離宮でガッツリご飯。げぷ。その後SHOPをふらふらし、手荷物チェックへ。


……
………

係員「すみません、荷物の中にカード型の何か入ってませんか?」
私「え?…あ。」

ゴソゴソ。

係員「これですね、こちらのナイフ、機内にお持込できませんので。」
私「えと… ペーパーナイフなんですけどそれもダメなんですか?」
係員「ええ、この形状のものは持って入れないんですよ。」

そーなの!?
たかだか3cm程度の刃渡りのペーパーナイフが!?
(ちなみに…ひっかかったのはコレ)
ちなみに一緒にハサミも入っていたが、これはいいらしい。 ここで捨てるか?到着空港で受け取るか?どちらにするか選べと言われたので、泣く泣く預けることに。捨てないよ!! ちなみに、側にあった「僕は預けないで捨てちゃいますよBOX」には、ライターとか剃刀とかが入っていました。

係員「じゃあこれ引き換え書ですので、到着空港でお忘れないようにお受け取りください。」

その記載された内容をみると…

入っているもの:army

武器!!!!!
わかんないけど、すげー悪いことした気がする…

そして、搭乗。離陸。着陸。

出雲空港きたー!!
オチナクテヨカッタ…
(途中で「気流が乱れております」ってアナウンスが入ったり、超美人スッチーの顔色が曇ったり、恐ろしいことが連発した)


ちなみに、空港ではオロチ(だと思う)がお出迎え。
さすが出雲だギャー(誰)
この下を、預けた荷物がグルグルと回っております。

「army」を受け取り(笑)、メイジドラキーを落っことして見知らぬおばさんに蹴飛ばされて気付いて拾ったり(薬草を!!)しながら、松江行きの連絡バスに乗る。 道々、目に付く看板は『竹島は日本の領土だ!!』的な。 あー、まさにその土地ですよね…


そして、つつがなく松江駅に到着。まずは荷物を預けるべく、本日のお宿を探す。
私「多分、この道を行けばいいはずなんだけど…」
母「あ、あったよ、あれじゃない?」
母の方が目ざといです。っていうか、私メガネかけてるのに視力ヤバくね?

野津旅館
本日のお宿、野津旅館。宍道湖に流れ込む、大橋川べりのお宿です。

ちなみに、外観はやすっぽそうに見えるのですが(すみません)、中、ホントにステキな旅館です。
まず、畳のお部屋があり、ソファの小部屋があり、風呂・トイレ付きですが、 こちらしっかり別個室になっているので、女性にも使いやすい感じです。
窓からは川が見えます。西の方に、ちょこっとだけ松江城の天守閣も見えます。 これはお部屋に案内してくれたおかみさん(おおおかみかな?)が教えてくれました。
実は、畳の上にちっちゃい虫が出てくるというアクシデントがあったのですが(無害なやつ。息吹きかけるだけで死んじゃうやつ)、 それをフロントで言ったら、食事に出ている間に畳を全部上げて掃除をしなおしてくれました。 部屋に帰ったらまだ一匹だけいたのですが、すぐに対応してくれた感謝の方が大きくて、なんかどうでもよい気持ちになりました。 すごい。
この「川が見える部屋」は、多分そんなに多くないので、予約する時には空いてるかどうか聞いたらいいと思います。 ちなみに、私たちが泊まったのは北館ですが、南館は風呂トイレ別みたいですよ。

旅館で荷物を降ろし、すこしヘロッとしてから、「お土産見に行こうよ」と松江駅へ。
観光そっちのけでお土産見るのかよ!!」というツッコミは、ナシの方向です。

しかし…
「あっ、今度はこっちの道から行ってみよ☆」なんて気を起こしたがために、駅に辿り着けずにぐーるぐーる回りまくるハメに。 気付いたら寺ばっかりのところにおり、あのまま線路が見えなかったらどうなっていたことか、っていうか線路が地べた走ってなくてヨカッタネ!(笑)

なんとか駅到着。この時点で、18:00。30分あまり迷っていました。(爆)
とりあえず、お土産コーナーで祖父母の家に『宍道湖の大和しじみ』と『出雲そば』のセットを送ります。 家に送るのは明日にして、今日の晩酌用に地ビールとワイン、おつまみを購入。

そして慌しく駅を後にし、旅館方面へ移動。

そう、今日は「宍道湖を見たい」というおかんの希望により、『宍道湖観光遊覧船はくちょう号サンセットクルーズ』を予約していたノダ!! 慌てて乗り場に行くと、なんだか結構混んでます。「予約したけど、乗れんのか?乗れんのか?」という状態で待っていると、はくちょう号が到着。と同時に、『結構混んでる』人々が、みんな事前に予約していた人であることが判明。第1乗り場と第2乗り場があり、私たちが待っていたのは第2乗り場だったので、つまり既に船の中の窓際の席は、第1乗り場の人で埋まっている。 ええー、いい場所で見れないじゃんかー。
デッキにもベンチがありますが、実はこの時、雨がしとしと降っていました。
なのでとりあえず、中に座ってみる。

そして、宍道湖に乗り出したのを機に、雨など気にせずデッキに。おお、小降りじゃん。帽子あるから大丈夫だもんねっ。

見事な夕日です 振り返れば虹が。しかも2重なのわかりますかね?

少しカメラを南西へ。微妙な色合いがきれい しじみ漁の舟が帰ってきました

すっごい見事な夕焼けにうっとり。雨が降った後の雲もなんだかすごい美しさ。
カメラを東に向けると、雨の後に虹がぼんやり、2重にかかっています。
ものすごい夕焼けから少しずらすと、まだ染まりきらない空と島影が素敵。
沖に出ていたしじみ漁の舟も、夕暮れに合わせて帰ってきたようです。

っていうか、デッキがすさまじい人数になってきた(笑)
つまり、私たちが出て行ったので、みんな追いかけてきたということみたいだ。


約1時間のクルージングをおえて、超満足で船を降りました。ありがとう、はくちょう号!!
ありがとうはくちょう号!!

川べりを散歩しながら、旅館へ戻ります。
夕食は、もともと付いているプランじゃなかったのですが、探すのもめんどくさい(笑)ので、旅館の食事処『姫川』で済ますことに。出かける前に予約しておいたんでした。

うまうまです☆
うっ…うまーい!! うちらがお願いしたのは9品の懐石でしたが、「えっ、9品以上出てんじゃね?」くらいタップリ満足なゴハンでした。海老の揚げたのとか、お刺身とか、和牛のすき焼きみたいのとか…でも最後の『とうもろこしごはん』はちょっとどうかなぁ(笑)。

ご飯に満足し、大浴場へ。こちらも大橋川が一望できて素敵な露天がありましたヨ。

部屋に戻り、さきほど駅で買った地ビールをいただきまーす。
びあへるんと葡萄神話、あごの野焼き
ん…でも『びあへるん』はあんまり好きくなかったかも(苦笑)。ちょっとクセがありますね。
ワインはちょっと飲めなかったので、次の日に持ち越しです。